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例年より1週間ほど早く梅雨明けしたと思ったら、京都では連日35度近い暑さです。
今月、京都三大祭の一つ、祇園祭が盛大に開かれています。この祭りは、商売の神様・八坂神社の祭礼で、平安時代に疫病祈願のために始まりました。1ヶ月続く祭りのハイライトが、17日の山鉾巡行です。
市内中心部のビル街を、豪華絢爛な32基の山鉾が練り歩きます。東山を背景に、黄金の飾りに赤い垂れ幕姿の山鉾は、遠くからでもよく目立ち、天に向かって伸びる鉾頭は、両側のビルにも負けていません。山鉾は大きいもので12t。「コンチキチン」のお囃子で知られる囃子方が身を乗り出して乗っている大型のものから、弁慶と
牛若丸が戦う場面を表した人形や、船の形をしたものまで様々です。
32基の中で唯一からくりが施されているのは、蟷螂山(とうろうやま)です。別名「かまきり山」。南北朝時代の武将の武勇ぶりがカマキリの生態に似ていたことが起源らしいのですが、カマキリが羽根を広げ、両手を上下に動かす様子はとても可愛らしく、優美さを誇る山鉾の中で唯一笑みがこぼれるものでした。
特に、私が興味をそそったのは、山鉾を覆う豪華な織物です。龍や鳳凰を描いたものから、唐草文様のペルシャ絨毯、ギリシャ神話の一場面まであります。山鉾を引く男性たちの中には外国人もいました。実に国際色豊か! なのに、どうして女性はいないの?
途中、交差点での車の調整で、何度も中断しましたが、2時間かかってすべての行列が通り過ぎました。山鉾の豪華さはもちろんですが、耳に心地いいお囃子の音色、誇らしげに山鉾を引く人たち、お気に入りの山鉾に拍手を送る観客など、どれをとっても格調高くスケールの大きさに、さすがは、京都最大の祭りだと感心しました。
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