それぞれの「死生観」を語り合った感想
岡本 好廣  (75)
学生時代から生協活動に従事、
日本生活協同組合連合会、
(財)生協総合研究所の役員退任後は広く浅く
“雑学”の研究を楽しんでいる。
三水会の他にも多くの学会、研究会に所属。

 今回一冊の本に託して、お互いの「死生観」を語り合えたことは大変よかったと思います。「生」と「死」というのは大変難しいテーマであり、通常は心の中に仕舞っておく問題ではないかと思います。夫婦の間でも話題にするのは少ないことです。それを三水会の仲間同士が泊まり込んで話し合えたのは素晴らしいことでした。「死」への想いを語るのは自分の弱い部分と未熟な部分をさらけ出すことでもあり、それが「神」と「宗教」に触れるとそれぞれの考え方の違いも露わになります。最初にこのテーマが提起された時はそのことを危惧しましたが、結果は私にとって学ぶことが多い場になりました。

またメンバー同士が近づきあい、理解し合う絶好の機会になりました。三水会がこのような重いテーマで、合宿して討論できたことを発足以来の会員として大いに喜んでいます。企画から運営まで大変な努力を払われた当番幹事の伊藤公博さんとこれ以上望めないと思われる会場を破格の料金でお世話下さった森さんに深く感謝します。
来年もこの時期にこの会場で合宿して討論できれば。


 
 
氏  名
紹介本とテーマ
 
伊藤 公博 二宮翁夜話   福住正兄著
岡本 好廣 われわれは何故死ぬのか   柳沢桂子著
栗生 晴夫 人は死ねばゴミになる   伊藤栄樹著
森   毅一 万物の死   小原秀男編
小寺 隆三 秘花   瀬戸内寂聴著
木村  勉 日本人の死者の書―往生要集の
(あの世)と(この世)
大角修著
湯沢 勝利 “How to”の視点からの死生観  
伊藤 公胤 西行花伝   辻邦生著
平井  保 夜と霧   ヴィクトール・E・フランクル著
野口 幹夫 主を覚え、 死を忘れるな   雨宮栄一著
堀添 勝身 民族の潜在意識は神話を見よ  
小関  栄 生命の暗号上、下   村上和雄著
鈴木  登 たった一度の人生だから  日野原重明・星野富弘 対談