第2回 『 ENJOYABLE PHYSICAL EXERCISE FOR BETTER HEALTH 』
 
 
 前回は健康づくりと太りすぎをテーマに、このコントロールには適格なダイエットが大切だというお話。今回は運動の重要さを取り上げてみた。

 つい先日、太りすぎのひとが世界的にも増加しているというニュースが。中国でも太りすぎたひとが、近年増加しているとのこと。その原因の一つとして中国のほとんどの家庭で、テレビが購入され、人々はテレビを楽しんでいると報じられていた。確かにテレビを楽しんですごすと、エネルギーの消費は少なく、徐々に太り気味になることもうなずける。

 運動はダエットとともに太りすぎをコントロールでき、しかも筋力を増加し、心臓、血管系にも有効である。日本と同様、アメリカでは多くの公的、私的スポーツクラブが華やかである。そこでは太りすぎを心配している多くのひとが運動に取り組んでいる光景が見られる。しかし、このような屋内で強制された運動を好まないひとは一体どうしたらいいのだろう?特に高齢者には過激な運動は好ましくない。

 高年齢者にも適した、しかも屋外で楽しみながら出来る運動、それは散歩、ハイキング、ジョギングなど。これらの運動は、アメリカでも日本でもどこでも行なわれているもの。しかしながら、これらの運動を行う場所がアメリカと日本では大きく異なっている。

 

 アメリカと日本では、鉄道路線跡地の利用方法に大きな差がある。私が日本で暮らしていた時、日本では特に都市部を中心に鉄道が、ひとばかりではなく、貨物輸送のシステムとして活用されていた。現在でも都市部に集中したひとの有効な交通手段となっている。アメリカでも、以前は鉄道が日本と同様に、人と貨物の輸送に活用されてきた。しかしながら、国それぞれの事情によりアメリカでは、鉄道が輸送手段としての評価は下落。鉄道は廃線となり、華やかであった起点駅はモールと変身。そこでこの廃線は、町の間をつなぐ小道となったのである。

 この跡地は、レールが撤去され、アスファルトが引かれた平坦な小道となり、バイク用として活用されている。しかしバイク用だけでなく、多くのひとたちがこの小道でジョギングしたり、楽しく歩く小道として活用している。私達の片田舎、マウント ヴァーノン市においてもこのバイク用の小道がある。かつてはひと、貨物の輸送に使われていた路線であった。この小道は風向明媚なKokosing川の土手に沿って走っており、自然を楽しみながら運動できる。市民の健康づくりに多いに役にたっているのである。

 

 自然に恵まれた小道といえば、アメリカ開発の歴史に大いに関係のある小道を思わざるをえない。それはアメリカ東部のメイン州からジョージア州の北部まで延びている2、050マイルの小道、Appalachian小道である。これは、東部と中、西部の間に横たわっていたAppalachian山脈に因んで命名された小道である。

 バルチモアの大学を卒業した時、友達とAppalachian小道の入り口であるフロントロイアル(バージニア州)までドライブした。日数が限られていたので、この小道に沿って2日間ハイキングした。しかし20〜30年前のこの経験が今でも私の記憶に鮮明に残っている。この小道は忙しい日々から開放され、美しい自然に恵まれた2日間であったからだ。このようなハイキングは肉体的のみならず、精神的にも大変良く、健康づくりの原点かも。

 週末、テレビの前で過ごすだけでなく、フィットした靴に履き替え、戸外に飛び出し、自然に恵まれた環境で運動を。精神的、肉体的にもリフレッシュされ、健康づくりに大いに役立つこと間違いない。


Dr.Larry Frye( ラリー フライ )

 彼は細胞生物学者として米国の大学で研究生活を送った後、教会 関係の仕事で来日、数年間滞在。その間、日本の私立歯科大学で学生の英語教育、研究者の論文制作等の指導を行う。その後、2,3の英文学術誌の校正に携わる。
帰国後も日本人研究者及び学術誌の校正を行い、我々の研究活動を大いに支援してくれた。

 また彼は日本人及び韓国人の子供を養育、2人は立派に成人、米国で活躍中。最近オハイオの実家を改造、日本式の風呂まで備えたいわゆる日本人の為の民宿を始めた。ここを拠点に語学研修などに活用してほしいと新たな活動を展開。その詳細はNonbiri Ohaioから。とにかく日本が大好きなアメリカ人の1人。

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マスコット骨犬君