第16回 
 
 6月3日(日) 61号           << 1面   >>

橋本宙八・ちあきご夫妻を囲む

  5月15日の例会では3月11日東日本大震災・福島原発事故で静岡県三島市に避難生活を余儀なくされていたマクロビアンで著名な橋本宙八・ちあきご夫妻にお声をかけさせていただき、例会にご参加いただきました。例会では「マクロビリアンと半断食」に関するご講演だけでなく今月例会の「原発問題を考える」にもご参加いただきました。

 橋本さんと「学園花の村」の縁は名誉代表の宮城正雄さんが花の村創設の準備段階で共同体研究のため緑健文化の草刈先生の主催するイスラエルのキブツ訪問旅行でお知り合いになったとのことです。



1・講話概要「マクロビアンと半断食」
(1)半断食療法の由来
 二宮尊徳翁が成田山新勝寺で断食して願をかけ悟りを開いたと言われておりますが、橋本さんは26歳の時その新勝寺で1週間の断食をおこない、従来超えることのできなかった壁を何とか超えることができたとのことです。

  またその際同席した福岡正信さんのお弟子さ
んから自然農法のこともお伺いしました。いわき市の中山間部の原野を開墾、8メートルの井戸を掘り、30坪の家を建て、爾来38年穀物菜食主義の実践と半断食療法の普及に努めてきました。家も傷んできたので昨年改装をして向こう20年は頑張ろうとしていた矢先のこの震災でした。

子供は5人いますがいずれも病院や助産婦の手を煩わさない自然出産です。また動物性蛋白は取らない穀食主義で子供を育てました。
オーストラリアやアイルランドで2週間の半断食道場を開いていますが30年間で10数カ国7000人の参加がありました。半断食は宿便など体の毒素を取り去るのが目的です。


(2)マクロビアン
 マクロビアンは美食・飽食を排し、化学調味料は使用せず、有機玄米や有機野菜を食するシンプルで伝統的な日本型の食事で、いわば宮沢賢治の世界です。砂糖は細胞を作る血液を壊すので最も避けたいものです。

(3)放射能対策
・甲状腺ガンを発生させるヨウ素に対しては昆布が有効。
・体内に取り込まれた放射能を排泄させるには味噌汁が良い。
・基本的には放射線にも強い免疫力をつけることが肝要。
・骨や筋肉にとりつくセシウムやストロンチウムを排除できる力をつけることが必要。
(主な質疑)
・質 子供さんは病気はしなかったか。
・答 風を引くことはあったが医者にかかることはなかった。
・質 マクロビアンと学校給食の違いで困ることはなかったか。
・答 マクロビアンの考えを丁寧に説明をし、違いを理解してもらい弁当で通した。


2・例会議題「原発問題意見交換」
このたびの東日本大震災で発生した原発問題につき理解を深めてゆこうという問題提起があり、例会で「原発問題を考える」というテーマで話し合いました。生々しい地震と原発避難の体験をされた橋本宙八さんにも意見交換に参加していただきました。

@ 避難地区の線引きと危機管理 
福島原発の避難地区は20キロ以内は避難、
20キロから30キロは屋内避難となったが(2ページへ)

 
学園花の村はなの村機関紙 編集発行人 広報担当 伊藤公博  メール# mitoh@alto.ocn.ne.jp