| 私「赤単さん、バーゼルって、やたらに(女性用の)下着屋さんがありませんか。」と、日本から出張してきた会社仲間にいわれたことがあります。
なるほど、通りのあちこちにこじんまりした、所謂、業務的に表現すると女性専用下着店(いかがわしいお店ではありません。念のため。)があります。正確に数えたわけではありませんが、宝石屋さんや時計屋さんは別格として、本屋さんや写真屋さんの数よりは多いだろうなと思います。
小さな布切れを纏ったマネキン人形たちは、みな良好な体型を持っておりまして、彼女らに「どう? 魅力的でしょ?」とショウウィンドウの中で自己主張されてしまうと、恥ずかしながら、つい見てしまうんですね。
「あぁ、また見てる!」とその瞬間を息子に突っ込まれ、「バカをいえ、父さんはあのお人形さんが風邪を引きやしないかと心配しているんじゃないか。」などと弁解せねばならず、父親の威厳もなにもあったものではありません。
そんなにたくさんの下着屋さんがやっていけるほどの市場が、この小さなバーゼルにあるのだろうかと考えていたところ、10月以降、街のあちこちの看板に下着の広告ポスターが掲示されるようになりました。
スーパー系から下着専門メーカーまで、しっかりと販促展開しています。「やっぱり、クリスマス向けの特需があるのかしら。」とは、カミさんの考察でして、クリスマスパーティーやイブという勝負の瞬間のために、準備を怠りなくという下着メーカーからのメッセージが込められているのかもしれません。
さて、日本でも知名度の高いT社の昨シーズンのポスターは、パーティー後の男女の状況を示唆するものでして、私もあまりの際どさに、ヨーロッパじゃここまでえげつないポスターを作るのかと驚いたものですが、今シーズン版はまだ掲示されていません。真打登場はまだ先のようです。
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