| 2005年のバーゼルの夏は最高気温が34℃になるなど、2003年の大熱波を予想させるような暑さでした。しかし、街の人々は暑さを嫌がるわけでもなく、「いやーっ、夏らしくていい!」と歓迎しているようです。実際、スイス人の同僚を見ているとあんまり暑がらないんですよね。
天気がいい日は、年齢、性別に関係なく、厚いビニールでできたオレンジ色の袋を抱えている人をチラホラと見かけます。
所謂、ライン川での川水浴ですね。脱衣所なんてありませんから、川べりで水着になって、着替えはビニール袋に、ジッパーを閉め、さらにその袋を浮き輪代わりにして、約1km下るという按配です。
ライン川の下流に向かって右側約半分が水泳ゾーンになっていますが、流れは速いので、みなさん泳ぐというよりは流されているという感じです。
川幅はざっと100mはあり、中には対岸へ川を横切って泳ぐ猛者もいますが、砂利運搬船や、観光船、モーターボートなどが頻繁に行き来していますので、かなり危険です。
昨年、遊泳禁止ゾーンでモーターボートにはねられ、死亡した若者たちがいたようで、バーゼル全体を遊泳禁止にしようかという議論にまでなったと聞いています。
泳ぎ足りない人は、また岸辺からペタペタと上流に向かって歩くのですが、周囲が服を着ている中を水着だけで歩くなんて、度胸がありますね。中には全く何も持っていない人もいて、いったい荷物をどこに置くのだろうと他人事ながら泥棒の心配をしてしまいます。
(次回をお楽しみに ・・・)
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